大峽製鞄のベビーカーフ長財布
革財布の材料としてよく使われるカーフスキン。
最大の特徴は、キズのないきめ細やかな表面と、しっとりとした肌ざわりです。
そのなかでも若い仔牛から取れるベビーカーフは特にやわらかく、高級財布に使われることが多い革です。
私は経年変化が感じられる、丈夫な分厚い革が好きです。
しかし、最高級のカーフはどんなものか気になっていました。
そしてあるとき勢いあまって最高のベビーカーフの財布を買ってしまったのです…
大峽製鞄のベビーカーフ長財布
大峽製鞄(おおばせいほう)は、国内の皮革製品メーカーとしては1、2のブランド力を持っています。
大峽製鞄のランドセルは宮内庁御用達になっているとか。
せっかくなら最高のカーフの財布が欲しい!ということで大峽製鞄の財布を購入しました。
特に財布の買い替え時期でもなかったのに、新しい財布を買うという暴挙。
なにか嫌なことがあったのか、酔っていたのか覚えていませんが…
購入したのは、ベビーカーフを使った小銭入れのない長財布。
箱を開くと、あまりの高級感に驚きました。
手に吸い付くような感覚。
これはたまりません…
いつまでもなで続けたくなります。
9年使ってみて
主に冠婚葬祭や出張等、スーツや礼服を着るときに使っていました。
外観はこんな感じです。
長財布は札が折れないのが良いところですが、私はポケットに入る大きさの2つ折り財布のほうがいいなぁ、と思いました。
手ぶらでは使いにくい財布です。
そしてやっぱり小キズが増えましたね…
ふとした拍子に爪で引っかいてしまったり、鞄のなかで圧迫痕がついてしまったり…
使用回数はそれほど多くないのに、結構年季が入ってます…
値段が高いこともあり、何度も悲しい思いをしました。
ポケットにから取り出すときにコバが引っかかり傷がついたこともあります。
革自体は渋い風合いになった気がしますが、新品のほうが美しいと思います。
まとめ
ベビーカーフの財布を使ってみましたが、カーフは新品が最高ですね。
長く使いたい場合は、いかにキズや汚れを防止するかが重要になりそうです。
・スーツのような、財布との摩擦が少ないポケットに保管する
・鞄に入れる場合は、他のものと当たらないよう、財布だけ入れるポケットを決める
手に吸い付くようなすばらしい感触のカーフの財布。
一度使ってみてはいかがですか?