理想のシフトフィール?

以前、高速バスに乗ったとき、運転手がシフトチェンジの際にカチッ、カチッと良い音をさせていました。

あの音いいなぁー
軽い力で、カチッとシフトチェンジ。

私の理想のシフトチェンジかもしれません。

ということで、バスのマニュアルトランスミッションについてすこし調べてみました。

バスのマニュアルトランスミッション

バスのマニュアルトランスミッションには2種類あるようです。

・ロッドタイプ
レバーとトランスミッションが機械的につながっている。
(乗用車と同じ)
大型バスで一般的なリアエンジンの場合、操作レバーとトランスミッションが遠くなり、操作が重い・シフトストロークが長いなどのデメリットがある。

床から長いシフトレバーが伸びている、古い路線バスで多い方式ですね。

・フィンガーシフト
シフトレバーとトランスミッションはつながっていない。
シフトレバーを操作すると、電気信号がトランスミッションに伝わり、油圧またはエアの力でシフトチェンジする。
(いわゆるドライブ・バイ・ワイヤ)

ロッドタイプのデメリットを改善するため、1990年代以降はほぼフィンガーシフトになっているようです。
ちなみにデメリットは 、実際にギアが切り替わるまでにタイムラグがあることなど。

ギアが入ったことがレバーの操作感からつかめないため、シフトレバー内部に反発力を発生させる機構があります。
この機構により、日野・いすゞは「プシュッ」というエアの大気開放音、三菱ふそうは「カチッ」という機械音がするとのことです。

私が見たのは三菱ふそうのバスかもしれませんね。
バスのシフトレバーとトランスミッションが機械的につながっていないというのは初めて知りました。
シフトレバーがギアを直接動かしているNDロードスターとは対極のしくみです。

シフトチェンジの音がとても良かったので、機会があれば触ってみたいです。
フィンガーシフトなら、NDロードスターのようにシフトアップで引っかかることもないでしょうし。

フィンガーシフトを採用した普通車があればおもしろいんですが…
(メリットなくてムリか)

NDロードスター

Posted by sansyo