ダイキン空気清浄機MCK70P-Tのメンテナンス

私の家にはダイキンの空気清浄機があります。
「ユニット2洗浄」のおしらせマークが点灯したので、約1年ぶりに掃除をしました。
我が家の空気清浄機は、「ユニット2洗浄」のランプばかり点灯します。
7年使っていますが、これで3回目です。

この空気清浄機は、空気清浄のための5つの機能があります。
 ①正面にある粗いフィルター ・・・大きなホコリを取る
 ②粗いフィルターの奥にある細かいフィルター ・・・細かい粒子を取る
 ③細かいフィルターのさらに奥にある脱臭フィルター ・・・ニオイを取る
 ④左右にある放電部 ・・・ウイルスや菌などを減らす
 ⑤フィルターの上にある放電部 ・・・ウイルスや菌などを減らす

ユニット2というのは⑤の放電部のことです。
ダイキンストリーマと呼ばれているやつですね。

1年使った空気清浄機の様子

空気清浄機の天面左側にある「ユニット2洗浄」ランプが点灯しています。
洗浄ランプが点灯していますが、空気清浄機自体は普通に動いています。
中央の「プラズマイオン」ランプも光っていますね。
ユニット2は止まっているはずですが、ユニット1が無事だからでしょうか。

空気清浄機の正面にも「おしらせ」ランプが点灯しています。

コンセントを抜いて、1年ぶりにカバーを外してみます。
…結構ホコリがたまっていますね。
カバーの下の方に左右2箇所に押し込むスイッチがあるので、それらを押しながらカバーを手前に引くと簡単に外れます。

左右に2つある縦に長いのがユニット1、フィルターの上にある引き出しのようなやつがユニット2。

①粗いフィルターのメンテナンス、清掃

大きなホコリを取るためのフィルター。
ブラシ付きの掃除機でガンガン吸うのが簡単です。
下の掃除途中の写真を見てください。
掃除しがいがありますね。

右下だけ掃除した写真。床に近い方がホコリが多い。

②細かいフィルターのメンテナンス、清掃

こちらは細かいフィルターです。
粗いフィルターを通り抜けた粒子を捕らえます。
空気清浄機の性能はほぼこれで決まると言って良いです。
基本消耗品で、時期が来たら交換が必要です。
ダイキンのこの空気清浄機は10年で交換となっていますが、7年でも結構汚れています。
最初は真っ白だったのに全体的に灰色、ところどころ黒っぽいですね。
黒はカビかな?

交換用フィルターは4000円くらいで売っています。
少し高いけど、変えたいなぁ…

ちなみに安いコピー品が結構出回っていますが、こういう性能に関わるものは純正の方が良いと思います。
集塵性能とか、防カビ性能がどうなのか不明です。
仕様を見ると2年で交換とか書いてますし。

新品は真っ白なのに、全体的に黒っぽくなってしまった…

③脱臭フィルターのメンテナンス、清掃

その名の通り、ニオイをとります。
これは交換不要のようです。
ニオイが気になる場合は、霧吹きで湿らせてから日陰で乾かすとのこと。
次回やってみようと思います。

細かいフィルターと違い、最初から色が黒だから汚れがわかりません。

④ユニット1のメンテナンス、清掃

ユニット1は、上の方を持って手前に引くと空気清浄機から外れます。

表面はびっしりホコリがたまっています。
このホコリはブラシ付きの掃除機で吸うのが良いです。

開けるとこんな感じ。
放電ワイヤーには白いものが付着し、それを挟む金属板部分にはベタっとした黒い汚れがついています。
このユニット①は、ワイヤーから金属板に向かって放電して、そこを通るウイルスや菌を抑制するものです。
汚れがたまると放電が止まってしまうので、定期的に掃除してあげる必要があります。

説明書には水洗いと書いてありますが、めんどくさいので私はいつも濡れティッシュで掃除しています。

放電ワイヤーのアップ。
もともと黒いワイヤーですが、白くなっています。
ワイヤーが酸化したのか、空気中の成分が付着したのかは不明です…

切れやすいので、そっと濡れティッシュでふいてあげるときれいになります。

こちらは金属板部分。
濡れティッシュでふくと真っ黒な汚れが!!

まぁこんなもんでいいでしょう。

⑤ユニット2のメンテナンス、清掃

「おしらせ」が出ていたユニット2です。
このユニット②も放電針から金属板に向かって放電して、ウイルスや菌を抑制するものです。

意外と単純な仕組みですよね…

ユニット②も水洗いが正しい掃除のしかたですが、私は濡れティッシュで掃除します。

下の写真の針のようなところから、その下の金属板に向かって放電します。
針の先端には白い汚れ。
金属板には丸い汚れが付いています。(放電の跡?)

そのままでは掃除しにくいのでカバーを外します。
このカバーはツメ3箇所で固定されています。
マイナスドライバーを使うと外しやすいです。
(結構かたいのでケガに注意)
その後、下の写真のネジ2個を外して、金属板を外します。

金属板を外すと放電針と金属板にアクセスしやすくなります。

放電針はかたくて、簡単に指にささるので注意してください。
先端を濡らした綿棒を使ったほうが安全かもしれません。
ティッシュで掃除する場合、針の先端にティッシュの繊維が残りやすいです。

金属板は濡れティッシュでゴシゴシふきます。

掃除前

掃除後の金属板。
あまり変わらないように見えますが、これ以上はきれいになりません…
ティッシュが黒くなったので汚れは多少取れたと思います。

掃除後

外したネジを取り付けるときは、力はあまりかけずに締めます。
振動する部品ではないですし、ネジの相手が樹脂なのでネジバカになる可能性があります。

まとめ

1年ぶりにダイキンの空気清浄機のメンテナンス、掃除をしました。
部品を全部取り付けて電源入れると「おしらせ」マークは消えていました。

最近はコロナで需要が大きくなっているのか、空気清浄機の値段が上がっています。
メーカーも高売りできるので、高級ラインナップが増えているような気がします。

ダイキンの空気清浄機を7年使っていますが、メンテナンスしながらまだまだ使っていこうと思います。

きれいになりました

長期間使用レビュー

Posted by sansyo