ヘッドライトのくもり取り
我が家には、私の通勤用のNDロードスターのほかに、トヨタのラクティスがあります。
ラクティスは2013年に3年落ちの中古で購入。
今年は7年目の車検を通しました。
購入前はレンタカーとして使われていたそうで、うちにきてから4年間、雨ざらしの駐車場で保管しています。
7年目にもなるとヘッドランプがくもって、いかにも中古、という感じです。
私はくもったヘッドランプが好きではありません。
なぜヘッドランプがくもるのか、どうすれば透明に戻るのか、しらべてみました。
ヘッドランプはなぜくもる?
ヘッドランプはポリカーボネートという樹脂でできています。
ポリカーボネートは自動車部品として適しているようです。
・加工しやすい
・強度が高く、割れにくい
・燃えにくい
・透明度が高い
ただ、デメリットもあります。
・表面がそれほど固くないため、キズがつきやすい。(つまり、くもりやすい)
・薬品によわい。
・紫外線で黄ばんだり、クラックが発生する場合がある。
・高温かつ高湿度によわい。
くもりはキズが原因のようです。
私のラクティスをみると、くもりはあるものの、黄ばみやクラックはありませんでした。
さすがはトヨタ!
それとも最近の車のヘッドランプはあまり黄ばまないのでしょうか?
![](https://mono-maintenance.com/wp-content/uploads/2020/04/施工前_右.jpg)
![](https://mono-maintenance.com/wp-content/uploads/2020/04/施工前_左.jpg)
ヘッドランプのくもりを取るには
たまたまヘッドランプメーカー関係者が近くにいるので、話をきいてみました。
くもりの原因がキズの場合、表面をみがけばいいらしい。
ただ、
新品のヘッドランプ表面にはキズと紫外線を防ぐコーティングがある。
表面をみがくとコーティングが取れてしまう。
すると、すぐにくもり・黄ばみが出てしまう。
とのこと。。。
ディーラーに相談すると、みがき+コーティングでおねだん8800円なり。
ちと高いですが、おとなしくプロにおまかせすることにしました。
ディーラーでのくもり取り
その結果…
おお!なんという透明度!すばらしい!
![](https://mono-maintenance.com/wp-content/uploads/2020/04/施工後_右-1.jpg)
![](https://mono-maintenance.com/wp-content/uploads/2020/04/施工後_左-1.jpg)
これは満足。
あとはこの透明さがいつまで続くかですね。
1年後が楽しみです。
※くもり取り前の写真はデジカメ、くもり取り後はiPhoneで撮影。
iPhoneの方が色があざやか。