トラックアーカイブで事故!!

自転車で事故ってしまいました…
トラックアーカイブに乗って会社から帰る途中、車と接触。
転倒しました。

嫌な経験でしたが、いろいろと勉強になりました。

そしてトラックアーカイブは全損。
買ったばかりなのにー!!!

事故状況

交差点の横断歩道上を直進中、左折してきた車が自転車の後輪に接触。
バランスを崩して転倒。

夜だったんですが、車のヘッドライトで照らされた交差点のど真ん中で寝っ転がるという貴重な経験をしました。

足が痛かったものの、自転車を引きずって歩道へ避難。
相手側は自転車が飛び出してきた、と主張してきました。
クソ野郎ですね。

警察と救急車を呼んでもらい、念のため病院に救急搬送されました。

救急隊員がとても頼りになる人で、医療従事者の方への尊敬の念が増しました。
コロナで忙しいなかすみません…

警察

人身事故ということで、後日調書を取るために警察署へ。
事故状況や加害者・被害者の反省点等を聞かれ、拇印を押して終了。
15分くらいでした。

印象に残ったのは、
「加害者から何か連絡あった?」
と聞かれ、何もないですと言ったあとの、
「そのほうがいいよ。つまんない思いしかしないから。」
という言葉。

相手側はこちらを悪く言っているな、と感じました。

あと、加害者に厳罰を望むか、という問いも印象的でした。
ちなみに「検察に任せる」という回答が大多数だそうです。
私も結局その回答にしました。

ホント、事故は加害者も被害者も損しかないですね。

(ケガがたいしたことないので、相手は3点減点されるだけで費用は保険会社持ち…
不満は残ります。)

ケガ

幸い骨折や頭部のケガはありませんでした。
右側に転倒したので、右ひざ・右くるぶしに擦り傷と大腿の打撲がありました。
2日後くらいに首もすこし痛くなりました。

事故後に首が痛くなるのは被害者のイチャモンだと思っていましたが、本当に後から痛くなるんですね…
身をもって体感しました。

膝のキズがなかなか治らず、しばらく風呂に入れなかったです。
大腿の痛みも長引きました。

保険(ケガ)

車同士の事故では、双方の保険会社がやり取りしてくれますが、自転車ではすこし違いました。

私が入っていた個人賠償責任保険だと、賠償(今回は物損)のやり取りしかしてくれません。
ケガに関する部分は相手側の保険会社と被害者(私)が直接やり取りする必要があります。
(個人賠償責任保険にも入っていないと、すべて自分でやり取りが必要です)

相手側の保険会社から言われたのは、
①自賠責なので120万円まで
②通院費用は保険から出る
③本人の休業補償あり(今回、私は会社を休んでいないので無し)
④ケガに伴って家族に車を出してもらった費用や、家族の休業補償は無し
⑤通院は1ヶ月間をあけると医療費を支払えない
など。

また、自転車に乗れないため、通勤にタクシーを使うことが認められました。
④が不満でしたが、素人が交渉してもダメそうで、弁護士に相談するしかないようです。
今回はそこまでしませんが…

保険は賠償に備えるだけでなく、プロに交渉を委託するためにも必要だなと感じました。
何も知らない素人が保険屋と交渉するのは厳しいです。

保険(物損)

自転車の修理見積りをすると、フレームにキズが入っており全損という評価でした。
ここは私側の保険会社に相談しながら進めていきます。

今回のように、自転車直進・自動車左折だと過失割合は基本1:9のようです。
横断歩道横に自転車通行帯があった場合は、もう少しこちらの過失が小さくなるとか。

一方、横断歩道も自転車通行帯に準ずると認めた判例もあるそうです。
(ここまで主張するには弁護士への相談が必要そうですが)

労災保険と健康保険

会社員の場合、勤務中や通勤時の事故は労災保険扱いになります。
労災保険と健康保険は違うものなので、診察時に健康保険証を出してはいけません。
(本人確認として見せることはありますが)

こんなの知りませんよね…
私は今回初めて知りました。

ただ、相手側が何らかの保険に入っていて医療費がそこから出る場合は労災保険を使う必要はありません。

医療機関受診の際は、保険会社が支払う、と伝えればOKです。
保険会社から病院へ未連絡の場合、立て替えor預り金を払うことになります。
(払ったお金は後で返してもらえます)

自転車(トラックアーカイブ)の状況

全損という見積もりなので、賠償まですべて終わったら廃車にします。
4ヶ月しか乗ってないのに(泣)
すぐ新しい自転車を買う気にもならないので、しばらく自転車はお休みです。

・フレーム
一見たいしたことないように見えます。
しかし、右に転んでトップチューブの上側が傷つくというのは不思議です。
転んだ時にフレームがかなりたわんだということでしょうか…
そう考えると、このまま乗り続けるのは怖いですね。。。

メーカーではこのキズで全損という判断になりました。
速度の速いスポーツタイプの自転車は、フレームにキズがあるとだいたい全損になってしまうとか。

・リアホイール
ホイールに相手の車の塗装が引っ付いています。

・ペダル
ペダルの側面にガリキズがあります。

・ハンドル
バーテープにキズがあります。

・サドル
右側面と正面にこすれた痕があります。
下の写真はフレームがよじれたとしか思えない場所にこすれ痕がありますね。

・リアホイールのフレ
リアタイヤを回転させると左右に振れてしまいます。
スポークがひん曲がったかもしれません。

まとめ

自転車直進時に左折の自動車に巻き込まれ、ケガ+自転車全損になってしまいました。
自分勝手な運転をする車もいるので、皆さんも気を付けてください。
痛い思いをして、家族に迷惑かけて、医療従事者の時間を奪い、お金も損します。

他の車両は信用せずに安全第一で運転するのが良いと思いました。

自転車はしばらくお休み!
車の運転も怖いくらいです。

断捨離が進んだとポジティブにとらえることにします。

トラックアーカイブ

Posted by sansyo