Track Arcv(トラックアーカイブ)のタイヤ交換
トラックアーカイブのタイヤを交換しました。
標準タイヤは、幅が25Cで細く、溝なしのスリックタイヤ。
砂利でスリップしかけたので、交換を決めました。
交換用に選んだのは、Continental(コンチネンタル)のGrand Prix(グランプリ) 4-SEASON。
グリップ力が大きく、雨や砂利道に強そうです。
タイヤ幅は街中での安定性を優先して28Cにしました。
価格は前後合わせて10700円でした。
ちなみに、標準のタイヤはVera Helios 700×25Cというタイヤです。
ネットで調べてもあまり情報が出てきませんね…
お安いタイヤなのかもしれません。
必要なもの
・15mmのレンチ
・六角レンチ
・タイヤレバー
・空気入れ
自転車ショップに頼むと、前後タイヤ交換で3000円くらいはかかりそうです。
工具さえあれば、自分でやると節約になりますね。
Continental(コンチネンタル)のGrand Prix 4-SEASON
思い切ってけっこう高いタイヤにしました。
タイヤはケチらないよう自分に言い聞かせています。
グリップにも期待していますが、ケブラービードで軽いというのも良いところです。
ビードとは
クリンチャータイヤ(チューブが中に入っているタイヤ)には、ビードというホイールに引っかける部分があります。
このビードには2種類あります。
大ざっぱに言うと下のような感じです。
ワイヤービード | ケブラービード | |
材料 | 金属 | 繊維 |
重量 | 重い | 軽い |
パンク耐性 | ○ | △ |
価格 | 安い | (比較的)高い |
硬さ | 折り曲げ× | 折り曲げ○ |
Track Arcv(トラックアーカイブ)の標準タイヤのVera Helios 700×25Cのビードはワイヤーでした。
これをケブラービードのGrand Prix(グランプリ) 4-SEASONに交換すると!
…1個あたり100gの軽量化になります。
前後合わせて200g。
・Vera Helios 700×25C :380g(実測)
・Grand Prix 4-SEASON 700×28C :280g(ネット情報)
そこまで変わらないですね…
でも、タイヤの軽量化は車体の軽量化よりも効果が大きい、と誰かが言っていたのでそれを信じることにします。
作業内容
1~3は「固定ギアをフリーギアに変更」の手順と同じです。
1.リアタイヤを固定している左右のナットを外す。
2.タイヤが前に動くので、チェーンを外してフレームに引っかけておく。
3.リアブレーキワイヤーを止めているネジを六角レンチでゆるめる。
4.タイヤ取り外し
空気を抜いてから、タイヤレバーを使ってタイヤをホイールから外していきます。
タイヤとホイールのあいだにタイヤレバーを差し込み、てこの原理でタイヤを外します。
チューブを傷つけそうでこわいですが、意外と大丈夫です。
タイヤが浮いたら、次のタイヤレバーを差し込んで、1周ぐるっと外していきます。
5.タイヤを取り付ける。
Grand Prix(グランプリ) 4-SEASONのタイヤをホイールに取り付けます。
・タイヤの片側のビードを、一周ぐるっとホイールに押し込む。
(最初は手でOK。最後のほうは固いので、タイヤレバーを使ってホイールのなかに入れる。)
・片側のビードがすべてホイールに入ったら、反対側のビードも同じように入れる。
最初、ケブラービードのタイヤはやわらかくて作業しにくいと思いましたが、最後以外は手で作業できるので、むしろ楽でした。
ビードがすべてホイールに入ったら、チューブをかみこんでいないか確認します。
特に問題なければ空気を入れます。
(バルブの近くはチューブが見えてしまいますが、まぁ大丈夫です。
私はそのまま空気を入れてしまいました。)
6.タイヤをフレームに取り付ける。
ここも 「固定ギアをフリーギアに変更」の手順と同じです 。
今回のタイヤ交換で、タイヤの幅は24.2mm→27.2mmに増えました。
この差が乗り心地にどう影響するか。
楽しみです。
(左:交換前 右:交換後)