TOYOTA ラクティス エアコンフィルター交換
先日のエアクリーナフィルタエレメント(エンジンのフィルター)に続き、エアコンのフィルターも交換しました。
エアコンフィルター交換は大人の事情がある作業のひとつだと思います。
ディーラー等の店で頻繁に交換を勧められますよね。
以前見積もりをもらったときは、
フィルター部品代:6500円
技術料:880円
でした。
それを自分でやると、かなり費用を抑えることができます。
デンソーの汎用フィルター(DCC1009):amazonで1900円
交換費用:0円
5000円以上安くなりました。
交換周期も1年毎とか、車検毎とか言われていますが、過酷な環境でなければもっと長く使えると思います。
エアコンフィルターを交換しないデメリット
・フィルタが目詰まりしてエアコンの効きが悪くなる。
→逆に言えばエアコンの効きに不満がなければ交換不要。
目詰まりすると冷媒の圧力に影響ありますが、そんなに気にする必要はなし。
たまに点検して見た目がひどくなければ、エアダスターでゴミを吹き飛ばせばOKと思います。
・脱臭機能が付いている場合、効きが悪くなる
→私はエアコンフィルターに脱臭機能を求めていないのでOK。
車のエアコンから発生する臭いは3種類。
①車外の臭い、②車内の臭い、③熱交換器の臭い。
エアコンフィルターが処理できるのは①と②です。
①は外気取り入れをOFFにすればいいし、②は消臭剤を使った方がよっぽど効果あります。
ちなみにエアコンをつけた直後や冷房を止めた後にするぞうきんのような臭いは、熱交換器から出ています。
これは熱交換器についた臭い物質が、熱交換器が濡れたり乾いたりしたときに放出されたもの。
解決するには熱交換器を洗浄・交換する必要があります。
フィルターでは対策できません。
フィルター交換作業
必要工具:ラジオペンチ
エアコンフィルターの交換はかんたんです。
まずは助手席前のグローブボックスを開けて、中にしまってあるものを取り出します。
グローブボックスが開きすぎないように固定している部品(下の写真)を外します。
ツメが硬くて素手では大変なので、ラジオペンチでツメをつまんで外します。
固定用部品を外したら、グローブボックスを少し閉じ気味にして上方向に引っ張ります。
けっこう硬いので強めに引っ張らないと外れません。
グローブボックスを外したところ。
スペースが広くて作業しやすいです。
NDロードスターのときは、狭いところにエアコンフィルターケースと配線が密集していて、配線を外さないとフィルター交換できませんでしたが、ラクティスだとかんたんです。
写真真ん中のフィルターケースのフタのツメを押さえながら外します。
このフタは手でかんたんに外せます。
フタを外すとフィルターが見えるので引っ張り出して交換します。
フィルター取り付け時は向きに注意。
フィルターの横に向きが書いてあるので、その通りにします。
エアコンフィルターの交換前後の比較。
左が2年半使用したフィルター。右が新品。
そんなに汚れてないですね。
2年半使用したフィルターのアップ。
ホコリやゴミが多少たまっています。
エアダスターで吹き飛ばせばまだまだ使えそうです。
今回は新品を用意したので、交換しました。
我が家のラクティスはもう9年経過、95000km走行のベテラン。
エアコンフィルター交換はこれが最後かもしれません。
交換後、エアコン使ってみましたが、予想通り違いはわからず。
気持ち的にちょっとすっきりしたというくらいでしょうか。
ま、安くフィルター交換できて満足です。