経年変化を楽しむ
経年変化するものといえば…
革(レザー)、木材、真鍮、デニム、帆布(キャンバス)、チタンの焼け色
いろいろあります。
私は経年変化が大好きです。
革財布が変化するのをニヤニヤながめます。
木製の家具の使用年数を思いだして、ほくそ笑みます
車の走行距離を見て、わくわくします。
ちょっとあぶないやつですね…
経年変化について思うこと
新品よりも経年変化したものがいい。
でも単純に古いものが好きなわけではありません。
ほかの人がずっとつかって古くなったものを、「これ、古くなったからあげるよ。」ともらっても、ちっともうれしくありません。
つまり、「自分」がつかって経年変化することが必要なようです。
また、自分がつかっていたものでも、汚れていたり壊れているのはイマイチです。
なので、きれいな経年変化をするようにメンテナンスします。
なぜメンテナンスをする?
・メンテナンスしてモノがきれいになることがうれしい。
きれい好きなだけかも。
・モノを使い切ること(無駄にしないこと)によろこびを感じる。
私に禅の心がめばえているのでしょうか…?
一方で、長くつかうなら良いものがいい、という高級志向もあります。
・高価なものを長くつかうことで罪悪感が緩和される。
良いものは高価なことが多いです。
高いものを買うと罪悪感を感じますが、長くつかえば時間あたりの値段が下がります。
この小物感…自分で言ってて切なくなりますね…
なぜ古いもの、経年変化したものが良い?
古い家具やインテリアが好きなひとは多いですよね。
最近は家についても、中古物件を改修(リノベーション)して住むのがはやっています。
革小物やジーンズは昔から経年変化が有名です。
なぜ古いもの、経年変化したものが良いのでしょうか。
理由を考えてみました。
①経年変化後が美しいと感じる。
これはありますね。
革小物やジーンズなど、変化後が美しいものはたくさんあります。
その美しい変化をめざしてつかい続けるというのも大きな理由になりそうです。
②モノへの愛着
ずっとつかっているとモノへの相棒感というか、感情移入するのかもしれません。
③変化を感じて飽きない
これもありそうです。
同じものなのに変化するので、飽きずにつかい続けられます。
④人とちがうものを持ちたい
同じものでも経年変化のしかたは変わります。
オンリーワンによろこびを感じているのかもしれません。
⑤古いもののかっこよさ
最近の人は、デジタル・均一な工業製品に飽きて、不完全なものを求めているという意見もあるようです。
⑥昔を思いだす、なつかしさ、ノスタルジー
こどものころの祖父・祖母の家や実家を思いだすのかもしれません。
たしかに経年変化したものがいいというこどもはいない気がします。
⑦使い慣れて心地いい
昔つかっていて、落ちついたり、心地よさを感じるのかもしれません。
このなかで私がピンとくるのは、①と②と③です。
まとめ
私は経年変化が大好きです。
その理由は…
・メンテナンス自体がたのしい。
・経年変化後が美しい。
・ずっとつかうと、モノへの愛着がわく。
いろいろなモノの経年変化をこのブログで紹介していきたいと思います。