サブスクについて
最近、サブスク(サブスクリプション)の商品が多いですね。
サブスクリプションの意味は「定期購読、定期購入」。
月々支払いでサービスを受けたり、モノを手に入れたりします。
ただそれって本当に得なのか?という商品も多い。
企業はサブスクで収益をあげたくてたまらないのです。
商品が売れたときの一時的な利益だけでなく、継続した利益を得られるから。
また、お客さんと繋がり続けることで情報を吸い上げることができるから。
私が今目標にしている早期退職のためには資産の最大化が必要。
資産を増やすためには企業の宣伝に踊らされずに自分にとって何が得なのか見極める必要があります。
サブスクの種類
サブスクサービスには大きく2つあると思います。
モノのサブスクと、コトのサブスクです。
モノはその名の通り、形のある商品です。
車とか、家電とか、服とか。
一方、コトとは形のないものです。
よく言い換えられるのは「体験」でしょうか。
たとえば音楽とか映画、飲食、学習、PCソフトとかですね。
コトのサブスク
サブスクサービスと相性がいいのは映画や音楽の配信サービスなどのデジタルなコトです。
これらサブスクは、サービス加入者が増えれば増えるほど売る側のメリットが大きくなります。
モノの原価がないですから。(もちろん初期投資は別)
また、消費者側もモノが増えない、始めるのもやめるのも簡単、とメリットが多いです。
映画や音楽の配信サービスは比較的安く、ハードルが低いです。
モノのサブスク
一方、モノのサブスクは使い方次第で損にも得にもなります。
一般的にはサブスクでモノを手に入れるほうが高価です。
そりゃそうですね、使う期間が短いほうが高くなるに決まってます。
モノのサブスクサービスを使うべきなのは次の場合くらいだと思います。
・短期間だけ使いたい
・多少割高でもいろいろなものを使いたい
・モノを手元に置いておきたくない
・購入資金が足りないがすぐに欲しい
私の職場でもサブスク、サブスク、と盛んに言われていますが、モノのメーカーがサブスクで儲けるのは大変。
どうしてもお客さんにとってメリットが少ないのです。
なのでどうしても??な売り文句になったりします。
たとえば車。
車のサブスクの売り文句はこんな感じでしょうか。
・メンテ費用かからない → 新車では大してメンテ費用かからない。
また、駐車場代やガソリン代は自分持ち。
・実際に車買うより月々安い → 3年で売却する場合と比較している。
3年で売ったらそりゃ損です。
・月々たったの〇〇円 → 初期費用、ボーナス払いはないか?
あと3年後には車を手放すことになる。
車を傷つけたり汚したら追加費用発生。
3年ごとに新車を買い替える人や、3年だけ乗れればいいって人はメリットあるかもしれませんが。
モノのサブスクは、割高でも良いから「今すぐに」「いろいろ」「短期間」使いたいという需要に応えるものだと思います。
私の結論
私なりのサブスクをやるかやらないかの結論は下になります。
・すぐに元が取れる定額料金が安いもの(映画や音楽配信サービスとか)は○
・買うと高いが、少しだけ使う場合に安くできるサービス(カーシェリングとか)は○。
・定額料金が高く、たくさん使わないと元が取れないものは×。
・ローンと同じで割高な分割料金を払っているものは×。
サブスクは月々たったの〇〇円!と宣伝していますが、固定費になるので費用がずっと継続してしまいます。
資産の最大化のためには固定費はできるだけ減らしたい・・・
どんなサービスも企業は儲けるためにやっているということを忘れずに、サブスクとうまく付き合っていきたいものです。
ちなみにサブスク、サブスク、と言いましたが、私はサブスクサービスは何もやっていません。
やっぱり固定費になってしまうんでねぇ。。
しばらくはケチな暮らしをしていきます。