我が家の固定費削減
資産最大化には言わずもがな、収入の増大と支出の削減が大切です。
あらゆるマネープランニングの本には固定費の削減が重要、と書いてあります。
固定費は毎月かかる費用。
これを削減すれば、毎月のお金の余剰が増えて資産最大化に貢献、さらには夢の早期退職が近づく(かも)。
私も2年ほど前から固定費の削減を少しずつ進めてきました。
我が家の主な固定費は下の5点。
・家賃(インターネット込み)
・車
・携帯電話料金
・保険
・奨学金返済
これ以外の固定費はありません。
(ローン、新聞購読、ジム、動画サブスク等の利用なし)
これらをどう削減していくかです。
家賃
固定費のなかで家賃が占める割合は高いです。
ここを下げられれば効果大。
しかし、引っ越しにお金がかかります。
家のものを減らして自分で運べば引っ越し費用は節約できます。
ただ、賃貸物件に引っ越すと敷金・礼金がかかるんですよね。
家賃2〜3ヶ月分くらいかかることが多いです。
家賃が多少安くなっても、引っ越し費用を回収するのに1〜2年ほど必要だったり。。
・・・というわけで、今は保留。
車
2台あった車を1台に減らしました。
2台で毎月平均3万円程度だった出費が1.5万円になりました。
マニュアル車が好きでしたが、家族も乗るのでAT車でガマン・・・
コロナ禍で以前ほど車に乗らない生活をしているので、ちょうどよかったかもしれません。
いずれは駅近くに引っ越して、カーシェアリングにするのも悪くないと思っています。
ほとんど使っていなかった原付も処分。
年間2万円の固定費削減できたうえに、3万円で売れました。
携帯電話料金
携帯電話料金はMVNOを活用しました。
もともと夫婦で8000円くらいでしたが、今は2000円で済んでいます。
元)私:MVNO(IIJmio) 2000円
嫁:大手キャリア(AU) 6000円
↓
今)私:MVNO(IIJmio) 800円
嫁:MVNO(IIJmio) 800円+通話料
嫁さんはずっとAUで、MVNOにはしたくないと言われていましたが説得しました。
とにかく費用メリットが大きいので。
キャリアを使い続けている人の心理:
・なんかMVNOって信用できない。通信遅かったりするんじゃないの?
→そんなことない。
・メールアドレス変わるのが嫌だ。
(アドレス変更連絡を送るのが面倒&相手がアドレス変更してたら嫌な気持ちになる)
→10年連絡取ってない人と今後連絡取ることなんかないから電話帳整理!
・そもそも手続きがめんどくさい。
→手伝う。実際やってみるとカンタン。
・無料通話がなくなる。
→今は無料通話サービスがいくらでもある。
固定電話にかけたかったら定額サービスに申し込むのもあり。
・データ容量たりないんじゃないの?
→家ではWifiにつなぐようにして、外出先で動画を見なければ2GBで十分。
大手キャリアとの契約をずっと続けている人が多くて、もったいないなーと思います。
ほぼLINEで連絡取ってて、メールアドレスなんかほとんど使わないだろうに・・・
ちなみに使い勝手は大手キャリアとMVNOで何も変わりません。
最初反対していた嫁さんも使ったらすぐ納得してくれました。
保険
保険っているのか?と最近思ってます。
損害賠償系の保険は必要ですが、生命保険とか病気・ケガの保険はいらないのでは??
社会人になったら保険に入るもの、という固定観念でお金を払っている人も多いと感じます。
【いる】
・自動車の任意保険
・家庭賠償保険(自転車加害事故含む)
支払いが不可能な金額になることがあり、これらはリスク考慮して入ったほうが良い。
【いらない】
・生命保険
自分の葬儀代くらい親に払うべき、とか就職時に保険屋に言われて思考停止して契約したけど、今思えば全く必要ない。
20代で葬儀代とか言われてもねぇ・・っていうかちょっと貯金しとけばいいだけの話。
結婚してからも、今は共働きの家庭も多いし特にいらないと思う。
それより生命保険がないと心配、というリスク要因を減らすことが大切。
身の丈に合わない高価な家や車のローンや、高いものを買う癖など。
子供が大学生で一人暮らし、とかだと確かに出費が大きいのでその場合は見直しをすれば良い。
・入院、通院保険
高額療養費という制度がある。
一般的なサラリーマン世帯(月収28〜50万円)なら、この制度を使えば月8万円+αの支払いが上限になる。
※例えば1ヶ月に100万円の請求があったとしても、87430円の支払いになる
また、年4回以上この制度を使うと、4回目からは44000円が支払い上限になる。
家族内の複数人が病気やケガになっても、一回の支払いが21000円を超えたものは合算可能。
8万円は安くはないが、保険に頼らなくても何とかなるはず。
・がん、三大疾病保険
仕事が忙しすぎて倒れるんじゃないか、と思った時期に加入。
しかも2つの保険会社で。
いったん解約すると再加入時保険料がぐーんと上がると聞き躊躇したが、これで毎月数千円払い続けるのがもったいなくて解約。
がん等の三大疾病も、保険適用範囲内なら高額療養費制度の対象になる。
もともと毎月1万円以上だった保険料を月3000円まで減らしました。
奨学金返済
奨学金の残りを一括で返済しました。
100万円くらいだったでしょうか。
私は第1種奨学金(利子無し)でしたが、それでも保証金分が2万円ほど返ってきました。
第2種奨学金(利子あり)の人はもっとお得になると思います。
もっと早くやっておけばよかった・・・
これで月12000円の固定費削減です。
まとめ
上の4つで合計40500円/月の固定費が減らせました。
年間にすると50万円!
けっこう大きいです。
・家賃 → 変更無し
・車 →月15000円削減
・携帯電話料金 → 月6000円削減
・保険 →月7500円削減
・奨学金返済 →月12000円の削減
収入を50万円増やすのはなかなか大変ですが、支出を50万円減らすのは可能だと思いました。
他にも減らせるものがないか、探していきます。